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DIPTYQUE AUDIO ディプティック・オーディオ
made in France
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フィロソフィー

DIPTYQUE AUDIO Philosophy




ディプティック・オーディオ
創業者

Gilles DOUZIECH ( ジル・ドゥジエッシュ)
    Eric POIX ( エリック・ポワ ) 

ストーリー

これらのフラット・スピーカーは、オーディオに情熱を注ぐ2人の男性、ジル・ドゥジエシュエリック・ポワの出会いから生まれました。2001年に現代アート展の一環として製作された最初の試作品から素材、形状、部品、組み立て工程など多くの実験を行い、音楽的情動に応えるハイエンドスピーカーを開発しました。ディプティックの美と音に対する要件を満たすため、ひとつひとつが超絶したハンドクラフト製品となっています。
ジル・ドゥジエシュは、思春期の頃からスピーカーとハイファイに情熱を注いでいました。19歳のとき、電子工学を学んでいた彼は、フランスを横断しMulidineスピーカーの設計者であるマルセル・ロシェのもとでインターンシップを行うことを決意しました。この情熱的な音響学者は、ハーモニック・レゾナンスに関する基本的な概念だけでなく、クロスオーバー・フィルターの設計に関しても彼に伝授しました。 その後、トゥールーズ大学の音響研究室でインターンシップとして研究を続けました。彼はスピーカーの構想を絶やすことなく、病院での医療用電子機器の分野で10年間のキャリアを達成しました。

彼は、ヒューレット・パッカード、シーメンス、フィリップス、ゼネラル・エレクトリックなどの大手企業によって訓練を受けた超音波の専門家です。その後、彼は教職に就き、同時に現代アート展において自身の音響作品を流すための最初のリボンスピーカーを製作しました。エリック・ポワとの出会いは、忠実度の高いディプティック・オーディオのスピーカーを開発する上で極めて重要なものとなります。
エリック・ポワ、25年以上にわたりハイファイの愛好家であり、流行や錯覚に惑わされることなく優れた音楽性を求めて、リスニング・システムを進化させ続けてきました。機械工学と鉄工における彼のスキルとノウハウは、音響的にも美的にも非常に優れた忠実度の高いスピーカーやエレクトロニクスを生み出すことにつながりました。彼のおかげで、ディプティックのスピーカーは非常に洗練された機械構造を備え、極めて高い剛性を実現しています。したがって、メンブレンの張力は完璧に制御されており、これらのフラット・スピーカーの音質に不可欠な要素となっています。


«当社のラウドスピーカーは、モントーバン(フランス)の工房で一貫生産されています。弦楽器製作の職人と同様に、当社は機種の各要素を手作業で組み立てますが、これには妥協を許さない品質を保証するための徹底した作業と独自のノウハウを必要とします。製造プロセスの最後に、各スピーカーは音響測定およびテストが行われ、その音楽性が保証されます。»
 ジル・ドゥジエシュ及び エリック・ポワ

テクノロジー

30年以上にわたり、高音質再生に情熱を注いできたディプティック・オーディオは、動電型、高効率型、静電型、さまざまな形状のリボン、剛性の高い平面振動板型スピーカーなど、市場における既存のあらゆるスピーカーテクノロジーに触れ、比較し、体験してきました。これらのテクノロジーにはそれぞれ否定できない特性がありますが、最も多くの利点をもたらし、最も音楽を自然に再生できるのは、マグニートスタティックとも呼ばれるアイソダイナミック・スピーカーであると我々は確信しています。


アイソダイナミック・テクノロジーの利点

 

  • 平面波による広範囲の拡散によって、サウンド・プロジェクション(音に突き刺すような性質を与える音響効果)の影響がない臨場感あるリスニングが可能です。
  • スピーカーの両側でダイポール動作を行うことで、コンサートの空間性をリスニングルームで再現します。
  • 非常に薄いマイラー膜の使用することで、高速かつ抵抗効果がありません。
  • 低域から高域まで同タイプの振動板が使用され、すべてが同じ速度で動作するため、スペクトル全体にわたって動的動作に一貫性が得られます。
  • スピーカーの背後に箱はなく、スピーカー内の中音域の振動音に伴う「箱鳴り」がありません。声や楽器の音色は完璧に尊重されます。
  • 小音量においても一貫したバランスのとれた精巧なリスニングが可能です。
  • インピーダンスは一定で、アンプに対して複雑な負荷を示しません。
  • ディプティックのスピーカーは長期にわたって高い信頼性を満たし、埃や湿気を恐れず、高電圧回路は備えていません。


ディプティック独自のテクノロジー

ミュージック・ラヴァーにはよく知られているアイソダイナミック・テクノロジーは、1970年に米国で開発されました。数多くのテストと実験を通じて、ディプティック・オーディオはこのテクノロジーを改善し、特に低音再生に関してその限界を押し上げる解決策を模索してきました。

  • PPBM®:プッシュ・プル・バイポーラ・マグネットは、革新的な特許取得済みの構造です。仕様に基づいて製造された大きな断面のバイポーラ・マグネットが、振動膜の前後に配置されています。これにより、膜が動いたときにコイル(アルミテープ)を一定の磁場の中に維持することができ、厳格に制御できます。低音はよりダイナミックになり、瞬間的な音も正確に再現されます。グランドピアノを聴くと、抜群な臨場感で感動的です。
  • メカニカル・サンドイッチ構造(3つの異なる素材の組み合わせで構成):機械溶接されたスチールフレームにより、MDFフレーム、ファインフェルト、スタンプシートがしっかりと固定されます。この組み合わせは完璧な剛性を示し、推論ではなく機械的な基準でもって、色付けの排除と音色のディテールが確保されます。
  • 独自のリボンツイーター:ベースパネルと同様に、リボンはアイソダイナミック・セル(マイラーフィルムとアルミコイル)で製造されます。ネオジム磁石から作られた強力な磁場の中で動きます。これらのツイーターは広い周波数帯域で動作し、アイソダイナミック・ウーファーと完全に結合します。シンプルなクロスオーバー(1オクターブあたり12db)により、音域の完璧な融合が可能となります。高域は柔らかく正確で、高く伸び、崇高なサウンドステージを実現します。

社会・環境への取り組み

ディプティック・オーディオはプロジェクト開始以来、自社の製品が環境に与える影響を意識してきました。音の楽しみの源であるスピーカーへの取り組みを高潔な社会的および環境的アプローチの一環として尽力しています。

 

持続可能で修理可能なスピーカー

ディプティック・スピーカーは、耐久性に優れた作りになっており、数十年にわたり完璧なリスニングをお楽しみいただけます。ディプティック・オーディオは、
このユニークな音楽性の恩恵をお子様に受け継いでいただけるようデザインしています。


地元の職人による製品

ディプティック・オーディオのスピーカーは、すべてモントーバン(フランス南西部)の工房で製造されています。デジタル制御による溶解、スタンピング、金属部位の溶接、メンブレンや回路の製造など、生産ライン全体を管理しています。熱硬化性粉体塗装や鉄鋼部品のレーザー切断に関するディプティックのパートナーは地元企業です。


廃棄物との闘い

製造による悪影響を減らす最善の方法は、廃棄物を最小限に抑えることです。ディプティック・オーディオは、スピーカーの設計段階から、製造素材の使用における最適化を考慮しています。
エンクロージャーの加工で発生した廃木材は、梱包材として利用されます。製造に関連する他のすべての廃棄物については、リサイクル経路でセカンドライフを歩めるよう、厳格な選択的分別を実施しています。


厳選された素材

素材の選択は、環境への影響を制限するための重要なポイントです。ディプティック・オーディオは以下を採用しています:
- リサイクル可能な素材:ディプティック・スピーカーの65%は100%リサイクル可能なスチールを使用。
- 海岸松 (フランス南西部) から作られた木材繊維のMDF Mediland®などの低衝撃性素材(分類E1:低ホルムアルデヒド含有量)。
- 地元産:素材の98.5%はフランスまたはヨーロッパ産。
- 天然製品の使用:(例)木製部品のトリートメントと染色にRubio®リネンオイル(ベルギー)を使用。

若手育成の積極的な取り組み

 

ディプティックでは毎年数名の研修生や学生を受け入れています。それから、学校や大学と連携して教育プロジェクトに参加しています。当社はISPRA(トゥールーズのオーディオビジュアル学士)で教鞭をとることで、電子音響学と高品質なサウンドの普及への情熱を伝えています。

継続的な改善

ディプティックは効率性の向上にも全力で取り組んでいます。製造による環境への影響を最小限に抑えるために取り組んでいる進歩の分野がまだいくつかあります。スピーカーの梱包と発送も優先課題のひとつです。