ELECTROCOMPANIET Philosophy
エレクトロコンパニエのサクセス・ストーリーは1976年、世界最高のアンプとして認められた伝説的な25Wアンプでから始まりました。今日エレクトロコンパニエは、音楽体験を伝えるために設計された高品質オーディオ機器におけるノルウェー屈指のメーカーです。ノルウェーの工場では、細心の注意を払い、そして誇りを持って、世界50ヶ国以上に輸出されるワールドクラスのオーディオ・エレクトロニクスを製造しています。
音楽は、みんなが楽しむことができる素晴らしい贈り物です!
エレクトロコンパニエでは、コンサート・ホールからの素晴らしい体験を皆様のご自宅のリスニング・ルームで再現するために、絶えず装置の開発に注力しています。
製品開発やテストを行う際の当社の目標は、エレクトロコンパニエのシステムを通して、アーティストが自身のレコーディングの中で伝えたいそのすべてのトーン、ニュアンス、感情が聴き手に届くということです。
音楽の設備における当社の任務は、これまで40年以上続いています。好きな音楽を聞く時、最高の音楽体験を皆様にご提供できるよう当社は日々努力し続けています。
Mikal Dreggevik CEO
エレクトロコンパニエで音楽再生を体感してください。
社歴
1973年、Matti Otala博士はオーディオ技術学会において、彼が過渡相互変調(TIM)と名付けた歪みについて記述された論文を発表しました。この学会に出席していたSvein Erik Borja氏はノルウェーのレコードプロデューサー及び放送プロデューサーであり、偉大なオーディオ愛好家でした。
Otala博士によって開催されたTIMのセミナーは、彼がオーディオ・アンプから経験した可聴不完全性の説明をSvein Erik氏に提供しました。Svein Erik Borja氏はエレクトロコンパニエにこのオーディオ技術学会の論文を持ち込み、Otala博士とJan Lohstroh博士の理論に基づいたアンプをここで作ることができるかを尋ねました。少数のプロトタイプ・アンプが作製され、他のトランジスタ・アンプと比較してもその音は優勢でした。
しかし、完璧主義者であったSvein Erik Borja氏は、このアンプの設計手法に対してより大きな可能性を感じていました。その当時、エレクトロコンパニエはハイエンド・オーディオの設計に関する知識がそれほどありませんでした。このことがエレクトロコンパニエの研究に中立の要素をもたらし、そしてそれは、アンプの成功に貢献したと信じています。その時からエレクトロコンパニエのオーディオ設計者をいわゆるこの新しい「TIMフリー」派の最初であったと考えられています。
次の3年間は、さらなる研究と設計改善に費やされました。この間、エレクトロコンパニエが聴き取ったものを実用的なデザイン・パラメータ(歪み、周波数レスポンス等)に翻訳するための、新しい「言語」を開発しなければなりませんでした。通常のDC特性よりもむしろ、トランジスタのAC(音楽)特性をより良く描写するために、新しい数学方程式が開発されました。この作業の結果、遂にエレクトロコンパニエの最初の2×25W機、「ザ・2チャンネル・オーディオ・パワーアンプ」の発売に至りました。1976年、アメリカの”バイブル” The Audio Critic誌がこのアンプをテストして、以下を掲載した時に、最終的決定打となりました:「オーディオファンの皆様、悲嘆に暮れてください: これは世界最高の音を奏でるアンプです、そして、この国(米国)ではたったの1台さえ買うことができません。」
初期から、エレクトロコンパニエの設計は絶えず改善されており、製品ラインナップも着実に成長してきました。今日エレクトロコンパニエは、ノルウェーのハイファイ業界のリーダー格として認知されています。エレクトロコンパニエ製品は、オーディオ業界においてまさしくその最高峰の一つであると考えられています。
我々には音楽が必要不可欠です。エレクトロコンパニエは、当初から、オリジナルの録音を重んじていました。社員の多くは、ミュージシャン若しくはエレクトロニクス・エンジニアです。エレクトロコンパニエはまた、全ての製品の開発時にコンサルタントとして、プロのミュージシャン、経験豊かな音楽プロデューサー、レコーディング・エンジニア等が関ります。
初期の頃に我々を駆り立てたビジョンは今もなお持続しています:
If music really matters… (音楽が本当に大切なら・・・)