リファレンス・プリアンプ

突出したパフォーマンス、優れた解像度、抜群のコントロール性能、そして正確かつ緻密な音楽再現能力 - エレクトロコンパニエは「マスターとの差を縮める」というスローガンに忠実なプリアンプを完成させました。この新しい2チャンネル・プリアンプEC 4.8 MKIIは、従来機がさらに強化されており、すべての優れたパワーアンプのサウンドをアップグレードさせます。
 
このEC 4.8 MKIIは、2つの独立したモノラルのプリアンプ（デュアル・モノラル構造）として設計されており、それぞれ独立した電源を備えています。
 
このプリアンプはスタイリッシュなスリムライン設計です。入力から出力までディスクリートのアナログオーディオ回路でフルバランス動作を実現しています。

これは前身モデルであるEC 4.8を新たな機構と音響改善によりさらに進化しており、エレクトロコンパニエ社製品のMKIIシリーズに沿った最新のデザインを備えています。
　
　
　 

 
明確に非常にフラットな101Ω以下の出力インピーダンス[グラフの赤線]は、例えば当社の330kΩのパワーアンプAW 800 Mの制御も容易に可能です。それに加えて、ライン周波数特性も非常にフラットで、下は3Hz/-1dB、上は100kHz/-0.62dBまで伸びています[グラフの黒線]。
20Hz～20kHzの可聴帯域内では、歪みは実にわずか0.00012～0.00035%（0dBV基準）と非常に低く、40kHzでは0.00075%までわずかながら上昇します。例外的に超音波補正機能を持った他社のプリアンプのように、EC 4.8 MKIIは、例えばDSD64メディアに付随する再量子化ノイズの膨らみによって引き起こされる可能性のある帯域内相互変調歪みの回避が期待できます。
インテリジェントレイアウトにより、デジタル制御された100 dBまでの大部分で、90 dBを超えるステレオセパレーションと±0.05 dBのチャンネルバランスを実現しています。